3月3日といえば桃の節句、ひな祭り。
当寺では、この時期、お子様の健やかな成長を願って、ひな祭り厄除けの御祈祷を行っております。
昔から、子どもの身に降りかかる災難をお祓いして人形に移し、川に流したと言われています。
3月上旬まで随時。
また、書院にて七段雛などのひな人形を飾っており、近隣の方、お参りの方の心も和んでいるようです。
年に一回の女の子をお祝いする、おめでたい日ですから、女の子のいるご家庭では楽しみなイベントのひとつですね。
そしてひな祭りと言えば「雛人形」。
子どもが小さいうちは毎年きちんと飾っているご家庭が多いと思いますが、子どもが大きくなるにつれて飾らなくなってしまい、気付いたら押し入れなどの奥にしまったままになっている…。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
雛人形を飾らなくなってしまったり、不用になってしまっても、処分の仕方が分からず手放せずにいる方も多いはず。
雛人形を処分する時期とは?
そう思うきっかけや処分の時期とはいつなのでしょうか?
・雛人形を飾らなくなった
・雛人形を飾る場所や保管場所がなくなった
・結婚をして親元を離れる
雛人形には、子どもの身代わりとして厄や災いを受けてくれる人形(ひとがた)の役割があります。
そんな雛人形を手放すときは「ありがとう」という感謝の気持ちを持ちたいですよね。それが「供養」になるのだと思います。
当寺では人形供養を行っております。
おうちに眠ってしまっている雛人形があるというあなた。
人形にとって出番がないというのは、きっと悲しいことです。
人形のためにもこの機会に手放す方法を考えてみてはいかがですか?