葬儀や法事と仏教

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 仏教は仏様の教えです。そのなかで法華経は最高の教えであり、最高の智慧です。お釈迦様の御心です。
 亡くなられた方にとりましては、葬儀や法事で読む御経はこの上ない安心であり、救いであり、ご供養とは最高のご馳走を供えることなのです。
 現代の社会では葬儀をしない人や法事もしない方々も多くなっています。いわゆる寺離れ、墓離れです。お寺にも原因があるにせよ、親孝行やご先祖への感謝を形に表すことは大切な事です。また、お墓の前に立ったとき気付かされることがあります。命や心の鏡なのかもしれません。このように間接的に教えられることもお寺や仏教の意義でもありますが、亡くなった人ばかり相手にして、かえって葬式仏教と批判される結果となっております。
 しかし、仏教は私たちの為にあります。現代の迷いや悩みの中で生きている私たちこそ、教えや智慧が必要なのです。悩みや苦しみの生活にこそ、解決のための智慧や、心の持ち方、災いを未然に防ぐ方法を教えてもらう必要があるのです。それが仏教の真の目的であり、仏様のまことの願いです。

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