うつ病や不眠症などに座禅・読経も効果的
うつ病の基礎知識
うつ病になってしまう方が年々増えており、今では現代病とも呼ばれています。うつ病は誰もがかかる可能性のある病気です。自身や周りの人ができるだけ早めに気付き、対応することで悪化を防ぐことができます。
そのためにもうつ病について知っておく必要があります。
うつ病の原因
うつ病のほとんどが強いストレスによるものです。ストレスには環境によるもの、身体的なものなど様々です。とくに女性の方が、妊娠や出産、子育て、更年期障害など環境や身体的な変化を受ける機会が多いためストレスを溜め込みやすいと考えられます。男性もリストラや退職、異動などといったストレスや身近な人の訃報などといった環境の変化によるストレスを受けることがあり、うつ病を発症することがあります。
うつ病の症状
うつ病の症状には、精神症状と身体症状があります。
精神症状とは、感情、意欲、思考の3つの面で表れます。気分が憂うつになる、理由もなく悲しい、死にたい、何もしたくない、趣味に無関心、集中力がなくなる、決断力や判断力の低下、ネガティブな思い込みが激しくなるなど様々な症状があります。不安障害、パニック障害など。
身体症状には、睡眠障害、疲労感、倦怠感、味覚障害、首や肩のこり、腰痛、腹痛、性欲減退などがあります。
うつ病は改善
うつ病は早期発見し、対策することで回復することが可能な病気です。うつ病の症状が重くなると、自ら命を絶つという選択をされる方もいらっしゃいます。うつ病の症状に当てはまる、身近な人がうつ病かもと思った時には、でるだけ早めに医療機関や心理カウンセリングの専門に依頼することをおすすめいたします。
また、既に通院治療や薬の服用をされている方もあるかと思いますが、もう一つの改善への方法として、読経などがあることをご紹介いたします。
智弘院では。
まず、うつなどの症状には睡眠が最良の治療薬です。
しかし、眠れないことから症状が悪化する悪循環に陥ります。
そこで、睡眠薬を服用し、眠ることで身体や脳、心の自然治癒力を高めるわけです。その反面、薬の副作用も残ってしまう。
歴史的に遠い昔から、お寺では精神的な病気の治療(祈祷や読経唱題)も行なわれてきました。
人間が本来もつ睡眠時に行われる脳の回復に関わる機能と同じ効果が読経にあるようです。
繰り返し読むお経は、一つの瞑想法にもなり、不眠症の改善や、認知症予防にも効果的です。
座禅や読経が脳を活性化して、うつや不安を改善するのです。
質の良い睡眠が得られる一つ手段として、試してみてはいかがでしょうか。
お寺では、読経体験をしております。
お気軽にご連絡ください。