いざ輪番給仕へ!

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皆様こんにちわ!
第五十七回布教研修所研修員氏江克法と申します。

九月十七日、今回私達研修員は総本山身延山久遠寺様にて
祖廟輪番給仕に勤めさせて頂きました。

輪番給仕とは、日蓮聖人御遺文『波木井殿御報』の一節である

「いづくにて死に候ともはかをばみのぶさわにせさせ候べく候」という
御遺言の元に身延山に祀られた廟所(お墓)を、六老僧を中心とした
お弟子様たちが一月毎に交代して護持されたことから始まったものであります。

輪番給仕が始まって今年で六十年目、その継がれてきた思いを感じながら研修員一同
気を引き締めて臨ませて頂きました。

輪番給仕にて最初に行いますのが委嘱式(いしょくしき)というもので、今日一日は
法主猊下にかわり日蓮聖人への給仕が任される式であります。

続き行われますのが法儀(ほうぎ)で御座います。御真骨堂拝殿にて聖人に対して
給仕奉仕の誠を捧げ、代表者が「誓いの言葉」述べた後に御真骨堂の内拝を行い、
「霊山之契り」を拝受されるといった事を行うのが法義で御座います。

そして法儀終了の後、祖廟を参拝をさせて頂きました。

祖廟にて拝読させて頂く読経、御題目も、日蓮聖人を前にして読ませて頂いていると考えると
いつも以上に緊張が走る思いが致しました。

以上が今回の輪番給仕の全容で御座いました。
研修所での生活も半分が過ぎた今、研修員一同給仕を通して
今一度気を引き締めさせて頂いた思いが致します。
この思いを大切にして今後の研修にも励んで参ります!
また、今後もブログにて研修員一同の動向をお見守り下さいませ!

PS この次の日にはある大きな研修が予定されているわけで御座いますが、
  それについては次回更新の研修員に大いに語って頂くことに致しましょう。
  ご期待下さいませ!私はこれにて失礼致します。
 

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