昨年10月に伊豆大島を襲った台風26号土砂災害から、もうすぐ1年が経過しようとしています。
東京東部日蓮宗青年会では、災害対策担当を中心に『伊豆大島台風26号災害犠牲者慰霊・復興祈願行脚』を企画し、本年10月9日に実施をさせていただきました。
今回の行脚では、伊豆大島にて災害ボランティア活動でご一緒させていただいた、東京南部社会活動部会様と東京東部防災部様との共催にて3会合同で、約20名の僧侶が参加をし、開催をさせていただきました。
伊豆大島では、まず海中寺様の本堂でご住職導師のもと一読をし、元町周辺を約1時間ほど行脚させていただきました。途中、2か所の献花台でも、それぞれ一読をさせていただき、東京南部社会活動部会会長様、東京東部防災部長様に、それぞれお導師をお勤めいただき、参加僧侶全員で読経をし、お題目をお唱えさせていただきました。
約1時間ほどの行脚の後、波浮港の瀧泉寺様を参拝させていただき、ご住職導師のもと読経、お題目をお唱えし、犠牲者の慰霊と復興祈願をさせていただきました。
1年前と比べても、東北の復興と同様、まだまだ復興には時間がかかるだろうと予想される現場を一歩一歩、お題目をお唱えしながら歩かせていただき、参加者皆がそれぞれに何かを感じることができた行脚であったと思います。
私達に今できること。これからやるべきことを考え、よく話合いながら、青年僧としての活動を行っていきたいと思います。
今回、ご参加くださった各聖、まことにありがとうございました。
また、ご供養をくださった海中寺様のお檀家さんには、心から感謝申し上げます。
そして、いろいろとご配慮をくださった海中寺様と瀧泉寺様に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。