10月7日(土)京都市左京区 日蓮宗 本山 妙傳寺にて、京都日蓮聖人門下連合会主催のもと、御会式が執り行われ、檀信徒、関係者各聖約100人が参詣した。
法要に先立ち、行脚隊や万灯行列など総勢約80名が妙傳寺周辺を練り歩いた。行脚隊と万灯行列が妙傳寺に到着すると、引き続き本堂前にてお囃子に合わせて纏が豪快に振られた。さらに立命館大学の学生で結成された和太鼓ドンによる和太鼓奉納が始まると一段と賑やかさを増し、大変な盛り上がりをみせた。
その後、本堂にて法華宗真門流 総本山 本隆寺貫主 上田日献猊下よる講話があった。上田猊下は「法華経には現世安穏にして後に善処を生じと説かれているのですよ」と法華経の信仰の正しさを分かりやすく説明された。
そして最後に「皆さん、善男子善女子となって精進をしましょう」と語られ、多くの参詣者は熱心に聞いていた。
引き続き、京都一部寺庭婦人会と檀信徒有志による和讃奉納が始まると、堂内はゆっく
りとした時間が流れ出し、参拝者は自然と合掌をしながら団扇太鼓と日蓮聖人を讃える詩
句に耳を傾けた。その後、日蓮宗 本山 妙傳寺貫首 近藤日康猊下が大導師の下、御会式が
執り行われ、お題目の声が広い本堂に響いた。