8月27日(土)午後1時よりホテル本能寺において京都日蓮聖人門下連合会主催、京都日蓮聖人本山会後援で第57回夏季大学が三年ぶりに開催され、僧俗約80名が参加した。
開講式では、顕本法華宗総本山妙満寺大川日仰貫首(京都日蓮聖人門下連合会会長)を導師に法味言上し、挨拶では「法華経・お題目は本当に有難い教えであり、ご縁がありこの時代に生を受け一分一秒を大切にしなければならない。ご先祖を大切にし、更には家族に心を寄せ合いお互いを大切にし、信仰に励まなければならない」と話された。
第一講では、佛教大学社会学部大谷栄一教授による「立正大師諡号宣下百周年と日蓮主義」と題し、諡号宣下の功労者である顕本法華宗本多日生管長の生涯とその活動、日蓮主義の特徴を説明したうえで、大正時代の日蓮門下が実現させた立正大師諡号宣下の歴史と経緯とその意義について数々の資料や写真・音声を交え、解り易く講演された。
第二講では、喜劇俳優である大村崑氏による「今、幸せですか。」と題し、幼少期から現在の名声を得るまでの苦労や、健康により笑顔になれる、怒ると体調も崩し命も短くなる等々自らの持論を披露し、自ら行っている健康法を参加者と共に実演しながら面白おかしく講演した。そして、最後には笑顔である口角を上げる方法として、出演のTVCMにちなみ「笑顔を作るにはオロナミンC」と締めくくり会場が笑顔で一丸となった。