去る4月11日、妙見寺第六世 圓乗院妙静日淳法尼(平尾太淳庵主、世寿95歳)が御遷化された。13日に本葬儀が京都市山科区妙見寺に於いて導師石本雄嗣師(玉樹院住職)のもと執り行われ、管内有縁の僧侶や檀信徒等多くの参列者が訪れ増円妙道を祈念した。
平尾太淳庵主は檀信徒と協力を得、妙見堂改修と寺観を整え、平成元年には33年に一度の妙見様ご開帳の指揮を執り、天童120人に余る大行列を組んでの大法要を営まれた。令和3年に二度目の大法要を迎える前に病に倒れ法要に参加できずも、檀信徒一同と共に、妙見堂内陣改修、永代供養塔建立、境内整備の記念事業を無事完成した。