上京区北野法華寺(銅子龍影住職)第40世静室院日滴(銅子龍賢)上人が10月5日御遷化された。法臈61年、世寿69歳。
6日の通夜は、京都奠師法縁副理事長本田義純(伏見区寳塔寺住職)師、7日の葬儀は京都奠師法縁理事長植田観亘(上京区實成院住職)師導師のもと同寺にて営まれた。
通夜、葬儀共に、法縁各聖、檀信徒、関係者の200名以上が参列し遺徳を偲び増円妙道を祈念した。
日滴上人は、昭和28年生まれ。昭和48年5月、同寺第40世に就任以来39年間住職を務めた。就任後は、本堂改修・客殿改修・妙見堂増築改修・山門改修等々数えきれないくらいの事業を円成し、現在の法華寺の伽藍と言える寺観整備を行い、檀信徒教化に尽力された。
管内では、宗務所参事等を歴任。宗外では、高等学校地歴教諭・教育センター所員・教育委員会スクールカウンセラーとして長年に亘り数多くの生徒を育て、教育の現場で活躍された。