妙見様三十三年毎のお開帳祭 於 山科 妙見寺

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 4月18日(日)京都市山科区 妙見寺にて、三十三年毎にお開帳される妙見様の大祭が執り行われた。
 妙見様が山科の地に鎮座されたのは、約1250年前。秘仏として歴代の上人、檀信徒によって守られ、33年に一度だけ御開帳されてきた。そのご尊顔を拝むことができる貴重な日には、参拝香煙が絶えないほど多くの方が訪れたと言われ、現在でも連綿として引き継がれている。
 5年前より永代供養塔の建立や諸堂の整備などの記念事業を行い、晴れて33年に当たる今年、妙見様御開帳修法・天童音楽大法要が奉行された。
 雅楽の音色が響く中、20名を超える地域の子ども達の稚児行列が出発。慣れない衣装に戸惑いながらもお稚児さんは一生懸命に寺院の周囲を練り歩いた。法要は粛々と厳かに執り行われ、木下総代は無事にこの日を迎えられたことに感謝と喜びの言葉を述べられた。
 その後、本堂では民謡や尺八演奏に太鼓演奏や獅子舞の演舞、お面が一瞬で変わる中国伝統芸「変面」が披露され、子どもを連れた参拝者は「貴重な経験ができてとても有難かった」と余興を楽しんで帰られた。
 

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