10月28日、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で横川定光院護持顕彰会主催の秋季法要が行われた。
今回の法要も春季法要と同じく新型コロナウイルス蔓延により三密を避けるため檀信徒の団体参拝はなく、参加者を制限して行われた。
法要には、橋本一妙師(横川定光院主監)を導師に、副導師には阪田兼光師(横川定光院護持顕彰会会長)、佐橋龍岳師・高野寛義師(横川定光院護持顕彰会副会長)、式衆には横川定光院護持顕彰会会員が務め、京都各本山の貫首猊下、宗門より栗原啓允教務部長、更には比叡山延暦寺を代表し法務部長中山玄童副執行が臨席され、有縁の僧侶50名と共に法華経を読誦しお題目を唱えた。
やはり、今回の法要も比叡山の澄んだ空気、幻想的な環境の中で読経、お題目の声が響き渡っていたが、檀信徒の参拝がなかったことに寂しさを感じ、檀信徒の力をつくづく感じさせられた法要であった。