日蓮宗尼衆宗学林入林式

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 京都市左京区日蓮宗尼衆宗学林(上田尚教林長)にて、5月14日(火)入学式が執り行われた。近年は入林生が少ない状態でしたが、昨年の入林生に引き続き二年連続で埼玉県より新井春香さんを入林生として迎える運びとなった。
 今年は新型コロナウィルスの流行の為、入学式も来賓者や尼衆宗学林を卒業された僧侶や教授も列席を遠慮して頂いた為、昨年に比べると林長と林生のみの寂しく感じられる入学式となった。
 まず本堂にて上田尚教林長を導師に法味言上が行われ、入学式法要が執り行われた。新入林生の新井さんも緊張した表情でお経をお唱えしていた。法要の後、新入林生紹介があり、上田林長が「この度は入林おめでとうございます。新井さんは、お若いながら固い決心をもって入林されました。一人なので大変ですが、自分で自分を律して学問と共にお給仕、掃除、作務行を頑張って頂きたい」と新井さんに対して励ましのお言葉を述べられた。
 これから一年間、行軌作法、祖伝、法要式、聲明、華道、茶道、天台学、法華経大意、宗義大意等を各教授より学び勉強される。

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