京都府綾部市常福寺(水野信道住職)にて2月15日(土)水野裕喜副住職の第初行成満帰山奉告式が営まれ、僧侶、檀信徒約50名が参列した。
当日は前日の雨もやみ、曇りがちの寒さ厳しい日であったが、行僧4名、帰山旗を持つ檀信徒と共に地元地域を唱題行脚し、本堂前にて水行式を行った。
本堂での帰山奉告式では、水野師は力強い読経をし、奉告文を読み上げ、修法では木剣の音が堂内に響き渡った。その後児玉真人修法師会会長より許証が伝達された。
本山立本寺上田日瑞猊下より祝辞が述べられ、水野師は謝辞の中で「無事帰山してこられたのも檀信徒の皆様が常福寺にお参りされ、お題目を唱え、その功徳を積んでいったおかげだと思っております。入行したのも一昨年の夏の豪雨災害でこの地区でたくさんの人々が被害にあわれました。もう一度力をつけるため、そして地域をよくしていくには、皆様と共に法華経を読誦しお題目を唱えることに限ると感じたからです。
これが終わりではなく始まりだと思っておりますので、今後ともご支援頂きお寺に気軽に来て頂きたい。」と力強く語った。