京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)にて7月25日から31日までの7日間、令和元年度第69回近畿地区僧風林が開林された。今年は1回生4名、2回生4名、3回生1名の計9名の林生が近畿地方遠近より参加された。
連日の猛暑で体調がすぐれない林生もいましたが、朋友互いに励まし合い連日の読経練習、仏伝、祖伝、書写行、法要式の練習と朝早くの起床から就寝まで講義を受けた。また、比叡山延暦寺、横川定光院の参詣も行い日蓮聖人の足跡に触れながら7日間のカリキュラムを修行した。
最終日には7日間の集大成として上田日瑞貫首を導師に林生のみで模範法要が、多くの来賓、迎えにきた師匠、両親、親族の前で披露された。この7日間で一回り
大きくなった姿で、堂々と法要が行われた。閉林式では大本山妙顕寺及川日周猊下並びに林長である上田日瑞林長より林生に対してねぎらいの言葉を頂いた。
そして橋本一妙近畿教区長より林生に対して、「林生の一週間の行と足の痛さそれが実を結びすばらしい模範法要となりました。この一週間の教えを守って、自坊に帰って復習、学習して下さるようお願い致します。」と林生達に激励の言葉がかけられた。