春季法要 in 横川定光院

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 4月13日、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で横川定光院護持顕彰会主催の春季法要が行われた。この法要は、近畿教区各管区が輪番制で担当し、今回は奈良県宗務所が担当した。当日は悪天候で雨が降る中、定光院までの足元の悪い参道を約200名の僧侶・檀信徒が歩いて登詣した。
 法要に先立ち、奈良県布教師会会長岡田法顯師(妙徳寺住職)による法話が行われた。「この比叡山は一宗一派を開かれた祖が学ばれた場所である。わが祖、日蓮聖人が比叡山に登られるきっかけになったのは、お釈迦さまの本当の教えを得る為であり、12年間に及ぶ生活の中で法華経こそ正しい教えであると確信された。」と比叡山の説明と、日蓮聖人の御一代記を法話され、「今後の御降誕800年に向け「いのちに合掌」をスローガンに法華経の教えを正しく理解し行動に移していきたい。」と述べられた。
 法要では、小林順光宗務総長より名代の委嘱状を交付された森本竜静師(奈良県宗務所長)が導師を務め、奈良県協議員を副導師、奈良県声明師・修法師を式衆に、京都各本山の貫首猊下臨席のもと行われた。

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