京都市十如寺で10月18日、第32世福澤観明師から第33世福澤正俊師への法燈継承式が行われた。式に先立ち、穏やかな晴天の中、京都みのり会万燈講の万燈を先頭に檀信徒と共に唱題行列で練り歩き門前では大勢の檀信徒が合掌し新住職を迎えた。式では僧侶・檀信徒約100名が参列し、橋本一妙宗務所長より辞令の伝達が行われた後、正干与人兵庫県天光院住職辻田観諦師より払子が継承された。
払子を継承された新住職は力強く奉告文を読み上げ、仏祖三宝へのお給仕、これかの寺門興隆と広宣流布、檀信徒教化にさらなる精進を誓った。
謝辞では「多くの方に支えられてこの日を迎える事ができました。十如寺の歴史を汚さぬよう先師に恥じる事のないよう覚悟を決めて継承させていただける事に感謝しております。又、益々精進し明るいお寺にしていきたい。」と今後の抱負と感謝の言葉を述べた。