4月28日(土)滋賀県大津市比叡山横川定光院(橋本一妙主管)において、京都日蓮聖人門下連合会主催、京都日蓮聖人門下本山会後援のもと日蓮聖人立教開宗会が本山本満寺貫首伊丹日章猊下導師で執り行われた。
春のおだやかな晴天の下、約40名の檀信徒がバスで訪れ定光院までの参道を登詣した。法要に先立ち、上田尚史上人(京都市本光院住職)の講話が行われた。法要は京都日蓮聖人門下連合会各本山の貫首臨席のもと執り行われ、法要の最後には本堂より導師、副導師、式衆、来賓の方々、参拝者皆で日蓮聖人の銅像に向かいお題目をお唱えし遥拝した。
その後、京都日蓮聖人門下連合会理事長佐藤泰慎上人より「建長5年(1253年)4月28日の早朝に日蓮聖人がお題目をお唱えなされて早や750有余年経ちますが、その間各聖が命がけで御題目をお守り下さいました。そして平成の世の我々にお題目を頂戴できるこの喜び、皆様とともにお唱えできた事を本当にうれしく思います。これからもますますお題目を我々の手で後の世に伝えて繋いでいかなければならないと思っております。」と挨拶された。