京都日蓮宗青年会(大西法樹会長)主催の「第47回 少年少女のための修養道場」が8月18日から19日までの1泊2日、京都市の大本山本圀寺(伊藤瑞叡貫首)で開催された。
今年の修養道場は、青年会員が減少する中での開催であった為、例年の如く2泊3日ではなく、1泊2日での開催となったが、京都市内や近郊、更には関東地方から40名の小中学生が参加した。
毎年、『仏さまの光を私たちのまわりに広げましょう』をメインテーマに開催されており、今年の道場では、「仏前作法」「仏伝」「祖伝」などの講義が行われた。また「御守作り」「パネルシアター」「カレー作り」など盛り沢山のプログラムを行った。
この全てのプログラムを通じ「菩薩行」というサブテーマを基に講義が行われた。特に、「御守作り」では自分の為にではなく、他人の為に一生懸命お題目を書写し、各々が願いを込めて作成した。そして、修了式の中で作成した御守に、お堂の外にまで響き渡るほどの声で法華経を読誦し、お題目を唱えた。
1泊2日という短い期間での道場で沢山学び、その成果として、2日目には道場生各々が周りを見渡せるようになった事に加え、周りに優しく接し、また笑顔も増え、お互いに手を合わせる事が自然と出来る様になっていた。そんな一回りも二回りも大きくなった姿で、迎えの保護者と共に笑顔で帰って行った。