4月2日、京都市上京区本山本満寺(伊丹日章貫首)で京都府第一部宗務所主催の第3回「いのちに合掌」信行大会が約100名の僧侶並びに檀信徒が参加し開催された。
第1部は、本堂で管内寺庭婦人会・檀信徒有志による和讃の奉納があり、続いて橋本一妙師(京都府第一部宗務所長)を導師に法味言上を行った。また、本満寺執事による本満寺の縁起の説明も行われた。その後の唱題行では一人一人が心穏やかに一心にお題目を唱えた。
第2部は、客殿で石川県福井清周師(立像寺住職)を講師にお迎えし「不自惜身命~福報を得る~」と題し実体験を交えながら法話が行われた。 「幸せになる為にはどうすれば良いのか?それは、体と心の両方を鍛え、バランスを取る事で得る事が出来る。それでは具体的にどのように鍛えるのか?体の鍛え方としては運動等が挙げられるが、心の鍛え方としては、貪欲を無くし執着心から解放されるようお題目を唱え仏道修行する事である。このように体と心を鍛えバランスが取れた先に、本当の幸せが得られる。」と、心を磨く事の難しさと大切さを伝えた。