瑞龍寺殿日秀大比丘尼第四百遠忌記念法要 於 善正寺

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 3月1日(水)京都市左京区善正寺(西村泰道住職)において、瑞龍寺殿日秀大比丘尼第四百遠忌記念法要が執り行われた。
 善正寺は、豊臣秀次公一門村雲 瑞竜寺菩提所であり、門には「豊臣秀次公、村雲門跡瑞竜寺御墓所」と札がかかっている。そして、村雲日秀尼公(豊臣秀次公の母)が間もなく四百遠忌を迎えるにあたり、日秀尼公をはじめ十四代に亙る各比丘尼に対し記念法要が執り行われた。当日は晴天にも恵まれ、瑞龍寺四百年の歴史に関連のある寺院をはじめ、多くの檀信徒が参列し、日秀尼公をはじめ十四代に亙る比丘尼の功績を称え、お題目の大きな声が本堂に響き渡った。
 法要の後は「瑞龍寺中興三大比丘尼の功業」と題して、村雲御所瑞龍寺とゆかりのある滋賀県長浜妙立寺住職 大西寛明師、尼門跡研究者 パトリシア・フィスター氏、歴史研究家 石川泰志氏がリレー講演を行った。当日は庫裏にも関連の什宝展示が多数され参列者も多く見学されていた。

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