11月1日(火)京都市上京区本山本法寺(瀬川日照貫首)にて摩利支天大祭が執り行われた。午後2時より摩利支天堂にて檀信徒約30名ほどが集まり、身体健全、病気平癒、商売繁盛などを願い、加持祈祷が行われた。
本法寺安置の大摩利支尊天は力(気力・体力・財力)の守護神として諸天善神中、最も霊験顕著である。依って古来より崇敬絶えない御堂である。加持祈祷の後には本法寺より黄飯の御供養を頂き、この黄飯の由来は、吉祥黄金になぞらえたもので、黒豆を添付しているのは厄除けの意味であると伝えられており、食べると厄を除き無病息災・家運隆昇を得られ、不可思議な功徳があると言われ、古来より家内一統で食して厄除吉祥を願ってきたものである。