十如寺 第32世 福澤観明上人本葬儀

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 京都市十如寺第32世 福澤観明(浄明院日充)上人が2月14日御遷化された。世寿86歳。
 17日午前11時より本葬儀が、瀬川日照師(本山本法寺貫首)を導師に営まれ、福澤上人の遺徳を偲び僧侶、檀信徒等多くの参列者が訪れ増円妙道を祈念した。
 福澤師は、昭和6年生まれ。昭和56年8月十如寺第32世住職に就任。就任後は、開山日像菩薩650遠忌の記念事業として本堂屋根瓦葺替えや山門土塀新築、更には墓地整備・宝蔵庫増築・庫裡修繕等、様々な境内地整備に尽力した。
 宗外では、京都明徳高等学校(旧明徳商業高等学校)で国語の教鞭を執り、「明知を以て明徳を実践する」という建学の精神の通り数多くの生徒を育て上げた。
 閉式に際し、福澤正俊師より、師父観明上人に賜りましたご厚情への深い感謝と、沢山の檀信徒の皆様に参列いただいた事へのお礼が述べられた。

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