第42回 近畿教区檀信徒研修道場

 10月18日・19日の両日、京都市上京区の本山妙覚寺(宮﨑日厳貫首)を会場に、日蓮宗近畿教区主催による「第42回近畿教区檀信徒研修道場」が開催された。近畿各地から38名の檀信徒が参加し、今年のテーマ「救い」について二日間にわたり研鑽を深めた。
 各講師による講義では、「救いとは何か」「どうすれば救われるのか」という根本的な問いを軸に、仏縁の尊さや、生老病死の四苦をどのように受け止めるべきかなどを学んだ。
 また、救いを与える仏とは誰なのかを共に考え、久遠実成の本師釈迦牟尼仏こそが私たちを救う仏であること、その救済の姿が顕されている大曼荼羅御本尊の世界に身を置き、法華経の説く普遍的な救いを実感した。
 参加者全員が輪になって行った法座では、それぞれが自身の体験を語り合い、救いを感
じた瞬間や、苦しみの中で支えとなった信仰を共有した。
 最後の主任講義では、法華経・お題目による救済は個人にとどまらず、過去・現在・未
来の三世にわたるものであると学び、「救われる自分から、人を救う自分へ」という自覚
を新たにした。
 参加者からは、「お題目を唱える中で心が整い、救いの意味が少しずつ見えてきた」「
人を思いやることが、結局は自分の救いにつながると感じた」との声が聞かれた。二日間
は終始和やかでありながらも、深い信仰と感謝に満ちた学びの時間となった。今回得た気
づきが、参加者一人ひとりのこれからの信仰実践の糧となる。

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