大国祷会(こども祈禱&モルック大会)

 2月24日、京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)で、日蓮宗京都府第一部宗務所・日蓮宗京都府第一部修法師会主催、日蓮宗京都府第一部檀信徒協議会・日蓮宗京都府第一部寺庭婦人会・京都日蓮宗青年会後援のもと、こども祈祷や和讃奉納、大国祷会、さらには参加した子供たちにはモルック大会が開催された。
 寒空の下、境内にはおうどんやお蕎麦がふるまわれ、また、たこ焼きやフランクフルトのキッチンカーも出店し多くの参拝者で賑わった。今年は初めて国祷会に先立ち正午よりこども祈祷が執り行われ、子供たちの発育成就の御祈祷が行われた。参加した子供たちは、小さな手に数珠をかけ、お利口に合掌して御祈祷を受けた。その後、子供たちは、境内に移動し、令和5年度加行所成満の行僧2名による水行を見学。参拝者と一緒に合掌しお題目を唱え見守った。その後、隣の公園に移動し、モルック大会へ。全員が初めてでワク
ワクしながらスタート。慣れてくるとどんどん盛り上がり、最後は景品の幽霊飴を手に笑
顔で帰っていった。
 本堂では管内寺庭婦人会による和讃の奉納がされた。引き継ぎ、上田日瑞貫首導師にて修法師20名と行僧2名で「世界平和」「国家安泰」を願って大国祷会が行われた。参拝者は約70名。以前のコロナ禍よりは参拝者は戻ってきており、一人ひとりが一心に合掌しお題目を大きな声で唱えた。

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