京都市上京区本門法華宗大本山妙蓮寺(松下日肆貫首)で2月16日、京都日蓮聖人門下連合会主催・京都日蓮聖人門下本山会後援のもと「日蓮大聖人御降誕会慶讃法要」が松下日肆貫首導師で行われた。
当日は、風も強く寒い日の法要にも関わらず、有縁の各聖・檀信徒約100人の参拝があった。
法要に先立ち、本山妙傳寺野々垣日祐貫首が「これからの信仰」と題し、「核家族化が進み、手を合わせることの大切さを親世代から学ぶ機会がなくなり、人に対する尊敬の意が薄れてきた。その結果として命の尊さが分からなくなる人が増えた。今一度、ゆっくり手を合わし法華経・お題目に感謝する時間を作ることが必要である。」と法話を行った。
また、法要では日蓮聖人の降誕を慶讃し御報恩に謝すべく読誦・唱題の声が広い堂内に響き渡った。