明後日は新元号発表

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 こんにちは。副住職です。

 いよいよ明後日の4月1日に新元号が発表されますね。

 巷では元号不要論も出ているようですが、仏教界では欠かせないものです。西暦はイエス・キリストの生誕を基準に作られている暦ですので、我々僧侶は表立って使えません。もちろん計算や記録としては非常に分かりやすく、既に日本にも馴染んでいるので、日常で西暦を使うことは多々あります。しかし、法要での御命日の読み上げや、過去帳への記載など、大切な場面で僧侶が西暦を使っていたら、「それはいかがなものか」となってしまうのです。私が修行機関に入る為の試験で、同期の中に西暦で履歴書を書いた者がおり、こっぴどく叱られていたのをよく覚えています。

 時代と共に、公文書での使用も西暦に変わってしまうかもしれませんが、一つの日本文化として大切に残すべきものだと思います。

 各方面で色々な予想がされていますが、いったいどんな元号になるのでしょうか。素敵な字が選ばれることを期待しています。

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