東海道と交差するように流れる滝の川。そして、そこに架かる滝の橋。
現在は国道15号線が通っています。
江戸時代、神奈川宿で栄え賑わっていた頃、橋を挟んで東側には神奈川本陣、西側には青木本陣が置かれていました。
本陣とは、江戸時代に諸大名を参勤交代させるため、東海道五十三次の宿場毎に置いた宿駅で、大名・公家・幕府役人などが宿泊した幕府公認の旅宿です。
当時の権現山から流れ落ちる滝の支流が「滝の川」の名前の由来です。
その滝つぼには河童が住み着いていたという、河童伝説も言い伝えられています。