隅田川花火大会は、東京都の隅田川沿い(台東区浅草右岸・墨田区向島左岸周辺)の河川敷で、毎年7月最終土曜日に行われる花火大会です。毎年8月に開催される江戸川区花火大会とともに、東京二大花火大会の一つに数えられます。
隅田川花火大会は、古くは「両国の川開き」と呼ばれていました。享保17年(1732)の大飢餓と疫病流行にあたり、8代将軍徳川吉宗公は、翌18年(1733)の旧暦5月28日に、犠牲者の慰霊と悪病退散を祈って隅田川で水神祭を行いました。この時に、両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を打ち上げたことが由来とされています。
昭和37年(1962)交通事情の悪化に伴い開催されなくなりましたが、昭和53(1978)年に「隅田川花火大会」と改称し、ビルで囲まれた隅田川で復活しました。また、打上場所もさらに上流へ移動し、打上会場も2ヶ所となり、より多くの方々に観ていただける配慮が施されました。
毎年、花火大会の模様は、テレビ東京にて中継放送されています。
【基本情報】
名称/隅田川花火大会
開催期間/毎年7月最終土曜日
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/07/23/02.html
開催地/第一会場:隅田川桜橋、第二会場:隅田川駒形橋・厩橋
お問い合わせ先/隅田川花火大会実行委員会(台東区役所観光課内) 電話03-5246-1111
https://sumidagawa-hanabi.com/
アクセス/最寄りの第1会場へは要傳寺から徒歩40分
(交通規制のため車での来場は不可、公共交通機関も混雑が予想されます)