開催日:2001年03月01日
髙森大乗稿「日蓮聖人における『日本書紀』の受容」が、『田賀龍彦博士古稀記念 仏教思想仏教史論集』(2001年3月)に発表されました。
1998年発表の「日蓮聖人の歴史叙述に関する編年的考察-日本史を中心に-」『大崎学報』154号の成果に基づき、本稿では、日蓮聖人が日本史に関する知識の拠り所とされた古代正史のうち『日本書紀』に着目し、遺文中の記述のうち、本書成立の養老4年(720)以前の事項について、『日本書紀』の記録と比較することにより、聖人の日本史に対する知識受容のありかたの一端を考察します。
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