令和二年二月二十日、身延山御廟常唱殿にて山梨部経研鑽会主催による一部経読誦会が開かれた。
午前十一時より始まった読誦会には、十五管区五十名以上の本宗教師、寺庭、檀信徒、身延山在院生が参加し、力強い読経の声が西谷に響き渡った。
参加の各会は次の通り「東京・神奈川壱部経読誦会」「愛知一部経読誦会」「京都部経会」「山梨部経研鑽会」「法華経一部読誦講習会受講生」。
今回、導師を務めた鈴木義俊師(山四)は「祖廟にて多くの皆様と共に異体同心に一部経を読誦出来たことは誠に貴重な経験でした。一部経読誦が益々普及していく一助になる様活動を続けていきたく存じます。」とまっすぐに語ってくれた。
山梨部経研鑽会は「部経読誦普及委員会」が開いている「法華経一部読誦講習会」を修了した鈴木師が、荻沼教裕師(山二)等と共に平成二九年に立ち上げ月一回の読誦会を中心に活動している。
引用「日蓮宗新聞支局記事」