日蓮聖人ご降誕800年の聖辰を迎え

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 宗祖日蓮聖人が貞応元年2月16日、安房国小湊にご降誕なされてより、800年の聖日を迎えました。

 当山では、午前9時より法要を営み、日蓮聖人に報恩感謝のお題目を唱えました。(写真) お題目を唱えていると、先に記した50年前の師父上人の姿がふと頭をよぎります。

 正法を立てて衆生を救済するべく、「大難は四ヶ度、小難は数知れず」。まさに命をかけての正法布教のご生涯でした。いま私たちが、混迷する世の中に於いて、お釈迦様の正しい教えを信仰することができるのは、日蓮聖人のご降誕があったからであります。

 コロナ禍の大変な時世ではありますが、本日、日蓮聖人ご降誕800年の聖日を迎えることができましたことは、何物にも代えがたい法悦(信仰のよろこび)であります。

 午前10時30分からは、パソコンのインターネットを通じ、聖地・大本山誕生寺で厳修された『宗祖降誕八百年慶讃大法要』(宗門法要)をライブ映像で拝見しました。自分が誕生寺にいるような厳粛な気持で妻と共にパソコンを拝見しました。離れた地でも心は同じ、大法要を拝しながら合掌しお題目をとなえました。

 また今月23日の当山祭礼では、檀信徒と共に日蓮聖人に報恩感謝のお題目を唱えたいと思います。

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