みなさんこんにちは。
先日11/23〜24日の両日にわたり「第734回 宗祖日蓮大聖人御報恩会式法要」を奉行いたしました。
ご参詣下さいました皆様、色々なお手伝いを頂きました皆様、誠にご苦労さまでございました。
23日はお逮夜(ご命日の前夜)法要と「怪談和尚 三木大雲上人」お説法、24日はご正当(ご命日)法要と同じく三木上人お説法がございました。
常在寺は旧暦の10月12日〜13日にかけて「お会式法要」を行っておりますが、旧暦10月13日は実は常在寺にとりまして特別な日であります。
寛永17年(西暦1640年)の10月13日。
まだ常在寺の寺号公称(=正式な寺院になること)前なのですが、この頃から実は平尾の地(現在の常在寺墓地あたり)に御草庵(草堂=いおり、草葺きの仮のお堂)がありました。(常在寺には寛永4年=西暦1627年からの過去帳が全て現存しております)
その平尾の地に「霊鷲院日審上人(=壺審師)」が来られてお説法をされたのが、寛永17年10月13日なのです。
壺日審上人は日蓮宗近世第一の説法者(=京都本山 立本寺 第20世、本圀寺求法院檀林化主、若狭長源寺 第13世)と謳われ、説法2万座!授与したお曼荼羅は10万幅!と称えられる「全国を駆け巡られた超人的説法者」で、当時日蓮宗六条門流の総本寺である京都「大本山 本国(圀)寺」より遣わされ、この大村藩に足かけ11年!数度ににわたり来錫、大村藩内に逗留されお説法、お題目を布教されたお上人で、常在寺では本年春彼岸に開基有縁のお上人として「霊鷲院日審(りょうじゅいん にっしん)上人のご尊像」を造立、開眼供養をしたばかりであります。(今年の春彼岸には「天童音楽(稚児)大法要」を行い、日蓮宗布教院元主任講師「深澤友遠僧正」より1週間にわたり毎日心のこもった有り難いお説法を頂きました。)
またその日からちょうど19年後の万治2年(西暦1659年)の10月13日。
平尾の地にあった御草庵が取り立てられ、大村藩第4代藩主 大村純長公より允許を得、大村本経寺第5世日通上人より遣わされた「性善院日清(しょうぜんいん にっせい)上人を初世として『要法山 常在寺(ようぼうざん じょうざいじ)』と寺号公称されたのがまた旧暦の10月13日なのです。今年は第357回 常在寺開闢会(かいびゃくえ=山を開いて寺院となった日)ということで合わせて法要を行いました。壺日審上人と同じく今年造立開眼供養をしたばかりの「開山 性善院日清上人」のご尊像」もご宝前に安置をして法味を言上致しました。
全ての行事が大切なのは勿論ですが、とりわけ日蓮宗、お題目をお唱えする私達にとって一番大切な日「宗祖大聖人の御会式」。
そして常在寺にとって記念すべき「常在寺開闢会(開創記念日)」。旧暦10月12日〜13日をもっとよく檀家さん方に知って頂き、たくさん方々にご参詣頂きたいと考えております。私達ももっと精進、努力致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。
三木大雲上人には、「怪談」を糸口とした心のこもった有り難いお説法を頂き、誠に有難うございました。ご参詣の皆様もとても熱心に聴聞されておりました。常在寺檀家の皆様には、御会式にあたり「宗祖日蓮大聖人へのお餅供養(献餅)」を頂き有難うございました。日蓮大聖人もお悦びのことと存じます。
泰通記

