大荒行堂に面会に行きました。

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みなさんこんにちは。
一昨日の25日に、千葉県市川市中山にある大本山法華経寺に日帰りで行ってきました。
大本山法華経寺の中に『日蓮宗加行所(けぎょうしょ=大荒行堂)』が11/1〜来年2/10までの壱百日間開かれており、初行、再行〜五行、参籠等、多くの行僧さんが修行されているのです。
ご存じの方も多いと思いますが、水行は朝一番が午前3時から始まり、6時、9時、正午、午後3時、6時、夜11時の1日7回の水行と読経三昧。加行は寒さ、空腹、睡魔、正座の足の痛みなどとの戦いで、過酷なものです。
35日間の「自行(じぎょう)」期間が終わると、ほんの5分間という短い時間だけ「面会」が許されるようになります。
常在寺に山務している釜坂師が初行で入行しているので、面会するために日帰りで行ってきたのです。
面会所で会う釜坂師はやはり痩せてはいましたが、立派な修行僧の顔になっており、髭も伸び、声もかなり野太い声に変わっていました。
面会の最初には釜坂師が切り火(火打ち石)を切って、南無妙法蓮華経のお題目を3回唱えるのですが、その野太く変わった声とお題目を唱和する時にはやはり胸にぐっとくるものがありました。毎日水行をし、しっかりたくさんのお経を唱えているのだというのが言わずとも伝わってきます。
面会所で会って話す、と言っても時間は短いし、そう大したことが話せる訳でもないのですが顔を見て少しだけ安心しました。
足が大分腫れていて、あかぎれなども酷く、そこのところはちょっと辛そうだなとは思いますが、折り返しあと半分弱の期間頑張ってくれるものと信じています。
他の行僧さん方も、怪我無く病気無く加行されることを祈るばかりです。
来年2/9〜10には常在寺からも数人ですが、お迎えの団体参拝致しますよ!
さて、12/31は大晦日の除夜の鐘。
常在寺では午後11時30分頃から本堂にてお勤め、先着順に除夜の鐘の番号札をお配り致します。
お焚き上げも行いますので、古いお札、お位牌、お卒塔婆等(お寺関係のものに限る)をお持ち下さい。
外でモノを燃やすのは『原則禁止』されていますが、『特別宗教行事』として年一度だけ町からも許可を得て行っています。
但し「陶器・金物・造花などの不燃物」「ビニール類」「プラスチック」などは厳禁です。お持ちになられてもお預かり出来ませんのでご協力の程お願い致します。
お守り等もビニール・プラスチック類などは外して下さいますようお願い致します。
そして元日は午前6時より『新年祝祷会』を行います。木剣による加持祈祷を行い、ご参詣の方にお屠蘇をお受け頂きます。
どうぞご参詣下さいますようご案内申し上げます。

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