妙玄庭(みょうげんてい)レポート第1回

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こんにちは。今日から「妙玄庭 みょうげんてい」は滝作り、流れ(小川)作りが始まりました。
何台ものトラックにたくさんの石が積まれ、クレーンも大きいの、小さいのが揃い何だかすごい雰囲気になっています。
さて庭の名前「妙玄庭」ですが、サブタイトル(庭にそんなものがあるかどうかは定かでない)も付いています。
「妙玄庭(お題目の庭)」というのが正式名称(サブタイトル付き)です。妙とは妙法蓮華経の妙であり、大辞林によると(非常にすぐれていること。なみはずれて素晴らしいこと。またそのさま。)とあります。玄とは(幽玄な、奥深く深遠である)とあります。
日蓮宗でお唱えするお題目「南無妙法蓮華経」のことを「玄題(げんだい)」と言います。「妙法蓮華経」は単なる経のタイトルではなく、その五字のなかに法華経二十八品の全生命を治め、釈尊の説いた法華経の功徳の全てを含んでいるところから「玄題(げんだい)」という。(岩波仏教辞典より)
南無妙法蓮華経の一字一字に見立てた大きい蛇紋岩を「南」「無」「妙」「法」「蓮」「華」「経」と配置することによって、「妙玄庭」と名付く。(常在寺住職談)だそうであります。
実は庭の名前、水琴窟の妙音+滝の流れの水の音のイメージで「妙音庭みょうおんてい」に決定しかけていたのですが、コンセプトが見えるに従って住職の脳裏に「妙玄庭」の名前が浮かんだようです。
実は音楽が大好きな私。個人的にはにはちょっと残念な気もする名称変更でしたが、その外れた「音」という字、その字を頂いて今回、私自身の法号を改めることにしました。
18年前に日蓮宗大荒行堂に入るときに必要で、半ば慌てて(?)付けたような法号「泰通院日心(たいつういんにっしん)」。名前そのまま+祖父が玄心院、そして父の名前が天心なのでというちょっと安易な理由で決めた法号でした。何かもっと自分の感覚にぴったりくる感じの法号があるはず、、、、とずっと気になっていたのです。
そして今回「泰心院日音(たいしんいんにちおん)」に改めることにしました。
こぼれた「音」を、拾って付けてピッタンコ!これにて一件落着!お後がよろしいようで。                              つづく 泰通記

 

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