みなさまこんにちは。清正公大祭が終わると来月には祇園祭、もう本格的な夏がやってきますね。
さて、いま常在寺住職始め山内一同の最大の関心事は「庭園」、そうです常在寺に新しい庭園、「妙玄庭 みょうげんてい」が出来るのです。
ことの発端は、ある檀家さんが他宗のお寺に五葉の松を寄進するということを聞いた常在寺の総代さんが「そりゃー常在寺にも寄進をお願いしますよ!」と
その檀家さんに言ったことからでした。「あーそういうことならどうぞどうぞ、3本でも5本でも10本でもどうぞ!」
でも植えるところがない。あー下の畑があった!でも畑に植えてもなあ、、、と困っていたらまた別の総代さんが「石はうちの山にいくらでもありますから差し上げますよ!」
また別の世話人さんが「それなら畑を庭園にしましょう!」
その話を聞いた住職の実家である西海市實相寺の総代さんが「あーそれなら私が蛇紋岩をたくさん持ってますから差し上げますよ!」
寄進してくださる方がどんどん現れ、あっという間にとんとん拍子に話が進み、本格的な庭園を造成することになりました。
去年新しく完成した祖霊殿(位牌・納骨堂)の近くに水琴窟を作りたかった母。
「今度こそ夢が叶う。」
ネット検索で見つけた茨城県の東造園さんにお願いし、見せる水琴窟を作ってもらいました。(3月にすでに完成)
その茨城の東造園さんが、東京ドームで行われたガーデニング大会で一番気に入ったのがなんとお隣波佐見町の西海園芸さん、山口陽介くんの庭でした。
西海園芸さんは常在寺のすぐ下に店があります。(なんという偶然!)ご縁がどんどん広がります。(もともとある縁に気づいてなかっただけ???)
今日までの庭園造成は常在寺の檀家でもある西秀香園さんにやってもらいました。この後の滝と流れを作るのは山口陽介くん。素晴らしい見取り図も書いてもらいました。
この先は西秀香園さんと、山口くんの共同作業になります。さてどんな庭園が完成しますか乞うご期待!
9/1には「常在寺音楽祭・妙玄庭コンサート」開催の予定です。とても楽しみです。
泰通記