福岡県うきは市吉井町にある本佛寺(佐野前延住職)は毎年、九州で最大規模の御会式が開催されています。御会式とは、各日蓮宗寺院で開催される重要な年中行事のひとつで、日蓮大聖人の御命日(10月13日)前後に行われる、宗祖の威徳を讃える法要です。
本佛寺のある吉井町は、ちょうど小城町くらいのこじんまりした町なのですが、それが本佛寺の御会式の日には、中心通りは交通規制され、露店が建ち並び、いったいどこからこんなにたくさんの人が来たのだろうと言うくらいの人出で賑わいます。また、地区ごとにハッピを揃え、万灯籠(まんどうろう)や纏(まとい)のできばえを競い合い、いまや日蓮宗の檀信徒であるなしを超えて、全町民が総力を挙げて作り上げる大イベントとなっています。
ちなみに本佛寺は本山ではありません。明治に建てられた普通の新しいお寺です。九州の日蓮宗の本山は、小城町の松尾山光勝寺です。昔の松尾の御会式は、小城の町を埋め尽くすほどの参拝者がいたそうですが、現在その御会式に参列する人の数は、本佛寺に比べ極めて少ない。そのため、松尾山の御会式行列のスタート地点である勝嚴寺は、九州唯一の本山・松尾山の御会式を昔のように盛り上げるべく、研修を兼ねて本佛寺の御会式にに正式参加することにしました。
つきましては、下記の通り参列出席者を募集いたします。多数の方のご参列をお待ち申し上げております。
記
本佛寺おえ式
日時 平成25年10月14日(木)
場所 福岡県うきは市吉井町 鎮西身延山 本佛寺
当日17時半に勝嚴寺集合18時出発
(現地直行可・22時頃勝嚴寺に帰宅予定)
持ってくるもの
ハッピ、うちわ太鼓(お持ちでない方にはお貸しします)
備考
歩きやすい靴でお越しください