善法寺で花祭り限定ご朱印に続き季節限定ご朱印をご用意いたしました。
善法寺は正式には 華園山(けおんざん)善法寺と申します。
華園の名の通り、季節ごとに様々な花がお迎えしております。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
お隣松山藩 #正岡子規 の有名な詩ですが、善法寺のある池川地区には有名な #バラ園 があります。
池川の自然風土を活かした個人様のお庭なのですが、見事なバラを楽しむことができます。
善法寺からですと歩いて15分ほど。
そのうちのお一人は、一時期、善法寺に借り住まいなさったこともあるそうですが、地域の方と密接に関わってきた証だと思います。
令和の時代にまたその頃の活気を取り戻したく、ご朱印にバラ園の様子を表してみました。
法華経の25番目のお経に「観世音菩薩普門品」というお経があります。
観音様の大いなるお徳を讃えたお経ですが、そこに「澍甘露法雨」というお経文が出てきます。
この場合の甘露の雨は仏様の教えを指し、まるで灼熱の大地に雨が広く、等しく降り注ぐことで多くの生き物が潤いを得ることができる。
その様をわずか五文字の漢字が表しています。
コロナ禍の世情に、どうか一時の心の潤いが届きますように、、
そして、仏様の慈悲がしっかりとしみこんだ後には、きっとスッキリと晴れた青空が待っていることでしょう。