4月28日に水質日本一の仁淀ブルーのお寺、善法寺で立教開宗会が開催されたのは、すでにお話しした通りです。
善法寺の位置する池川地域は交通の便も悪く、お参りしていただくには決して便利とは言えません。
しかし、その不便をいとわずに来てくださった方がたくさんいる。
少しでもご恩に報いるように、、
善法寺を覚えていただけるように、見開きでご首題を書かせていただきました。
それを見てて思ったのは、積み重ねの大事さです。
皆さん色々な所にご参拝なさってて、とても思い入れがあるのだと思います。
恥ずかしながら、私の数年前のご首題も見つけてしまったりして、年月の重みを感じずにはいられません。
昨今の御朱印ブーム、今回書いてみるまでは「大変だろうなぁ」くらいにしか思ってなかったのですが、
実際に書いてみると「これだけたくさんのお寺がある中で、ご縁があったありがたさ」に気がつき
「その感謝を形にしたいな」と思い、頑張れました。
そして、それが参拝者に伝わり、次のご参拝への活力になるのではないかなー?と、書きながら考えてもいました。
書きながら、思ったことと言えばもう一つ!
4月28日は、宗祖降誕800年から2年294日前でした。
365日×2年+294日=1024日前ということです。
これは自分から遡って10代前のご先祖様の数と同じ!
偶然といえばそれまでですが、そんな日に立教開宗会という日蓮宗の三大聖日をお迎えし、全国で盛大に法要が行われたことと思います。
高知県では県内のお檀家様が一堂に会したわけですが、本当にたくさんの気づきをいただきました。
会場寺院となることの負担は決して楽ではないです。
しかし、だからこそ得られたものがたくさんある。
今度はこの感動と感謝を色々な所でお伝えできれば、、と思います。