10月25日川崎安立寺様のお会式での高座説教にお招きいただきました。
ご住職の木田上人とは、宗門運動「お題目・結縁運動」を推し進める伝道推進委員会でのご縁ですので、宗門運動のスローガン「いのちに合掌」をいまに毎日の生活に活かしていくか。。
そのことをお話させていただきました。
大変、緊張いたしましたが、妙國寺でお稽古をした際にお言葉をかけてくださったお檀家様のお言葉を胸に、登高座!
当日は、布教院で二年連続同じ班員でありました東京の小山上人が侍者として、横浜の倉多上人が太鼓として応援してくださったこともあり、緊張の中にもどこかホームのような感じもしました。
布教院といえば、安立寺様先代ご住職と妙國寺住職は布教院で同じ班だったそうです。
そして、安立寺様法恩上人と、妙國寺長女は宗務院でご一緒に仕事させていただいたこともあり、、
お会式でご住職がお召しだった袈裟衣は先代ご住職様のもの、わたくしが高座で使った装束数珠は箱書きの通りの、まさしく布教院の記念のものです。
不思議なご縁が安立寺様で結縁し、ご住職様のお会式のご回向は感動的なもので、ご住職は涙されておりました。
夜は関東のお会式ならではの万灯行列!!
2時間ほどにわたって、境内に三ヶ寺の万灯講が集まり、壮観でしたし、何より血が騒ごうというもの!!
しかし、その楽しいお祭りも裏方の方のご苦労があってこそ!
受付やご接待処で、多くの方々がきめ細やかにおもてなしなさっておいででした!
お会式、とりわけ万灯は老いも若きも、男も女も、大人も子供も、お坊さんもお檀家様も、、
それぞれが自分のペースでご自分の役割を探して、そのチカラをいかんなく発揮できる、誠にいいものだと教えていただきました!
高知ではすぐには根付かせることは難しいかもしれませんが、少しずつ、、、
祭りの後、月天子さまが安立寺様を煌々と照らしておりました。
大聖人も「他の仏様や諸天は目には見えないが、日天子様と月天子様は我々の目にはっきりと見える、ご守護いただけると感じやすいものだ」
と御文書にお遺しくださっておりますが、この日のお月様は、参列者の心を捉えておりました。