8月22日東京ビッグサイトで開催されていたエンディング産業展に行ってきました。
メインは、以前にもお世話になった株式会社寺院デザインの薄井先生の講義を聴きに。。
そして、日蓮宗の先輩上人にもお目にかかれればいいなーと思ってうろちょろしておりましたら、発見!!
色々とお話ししてくださいました。
久住上人ともお話しましたが、、
私が想像してた「エンディング産業展」はお坊さん関係のひとがいっぱいいるんだろうなーと思っていましたら・・・
逆です!
そこかしこで、名刺交換が行われ、PCソフト開発の会社や、香典返しの品を提案する店、果ては自動車会社まで出展しておりまして、お坊さん等の宗教関係者は出展者としても来場者としても少数派の印象を受けました。
ペット供養のための品々や。。。
手元供養の究極の形とも言える仏壇。。
故人の人柄を思わせる、棺や骨壺。。
祭壇の花も個性豊かで、私は個人的には好きな雰囲気。。
香典返しの食品販売店も出展!!
少し前に話題になった「おくりびと」の納棺に関するブースも。。
骨壺の会社はドイツから来ていたり、バルーン宇宙葬、ビデオメッセージ作成会社等々。。
イメージ通りのものもあれば、想像以上に進化を遂げている物もあってビックリ!
業者が出展している以上、世間のニーズは間違いなく「個性重視」「次世代への負担軽減」「身近に亡き方を感じていたい」「ペットも家族」
こういうキーワードが多いのだと思います。
これまでも仏教は多くの土着の、時代の文化を取り込んで発展してきました。
今も遺族に寄り添い、亡き方への供養の誠を捧げる心は変えないという大前提の上で、色々な状況を受けとめる時期なのだなと感じます。
変えてはならないココロのありよう、時代と共に臨機応変にかえていくカタチ
多くの意見を取り入れ、議論をし、より故人と遺族に寄り添えるエンディング、葬儀を提案して行ける妙國寺でありたいと思います。