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高知市 天高山 妙國寺

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サヌカイト

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香川県に最も多く産出されるサヌカイトという石があります。

写真のものは原石ですが、この石は特別天然記念物に指定されたため、今からは採掘ができません。

原石を保有している業者のものを加工するのですが、現代ではあまり利用用途もないようです。

教化センター四国では、このサヌカイトの特性を活かし「磬」(ケイ)という楽器を作成することにしました。

音としては、壱越調と平調調の2種類
大きさとしては、持ち運び用、什物用の2種類

を考えています。

業者の方と細かい打ち合わせもすませ、今後が楽しみな話になってきました。

以下は長くなりますが、磬の話です。

人と石と音楽

 紀元前五世紀、孔子は『礼は天地陰陽の秩序を整え、楽は調和をはかるものである』と云い、武王の音楽は、美をつくしながら、善を尽くしていないと評し、顔子に『鄭声は淫・佞人は殆し』と教えています。同じ頃、古代ギリシャで、プラトンは宗教的な儀式に『器楽だけの音楽は許すべきでない、言葉のない楽器は、意味のない動物の声と変らない』等といい、二千数百年前の偉大な哲学者達は、それぞれに独特の音楽理論をもっていたことがうかがえます。

復元された磐(kei)1 復元された磐(kei)2 復元された磐(kei)

 音から発した音楽は人間の心を表現するものとして、数百萬年にも及ぶ人類の進化や、人間の文化と共に発展してきました。黄河文明が開きはじめた五千年前の三皇五帝時代(伏義・神農・黄帝時代の伶倫など)に登場する神々や皇帝と、音楽とのかかわりは、物語として数多く残されています。

 『凡そ音は人心より生ずる者なり。情、中に動くが故に声に形る。声文を成す、之を音と謂う。是の故に治世の音は安くして以て楽めるは、其の政和げばなり。乱世の音は怨みて以て怒れるは、其の政背けばなり。亡国の音は哀しみて以て思うは、其の民困しめばなり。声音の道は政と通ず。』と「古代賢王の道」が四書五経、礼楽に説かれているのも東洋文化の特長の一つであります。

 石の楽器・磬は、三千五百年前の古代中国殷代に・礼楽のために、鐃・つちぶえ・鼓などと共に、八音を構成する楽器として用いられ、磬には、特磬、編磬、頌磬、笙磬、玉磬などの別があり、玉磬は天子の楽器(日・礼記郊特牲)に使われたなどの、記述もあり殷代の磬は、かまぼこ型、台形(底辺が直線に近い)の形状から、周代(BC1050~220年)に至って、『按磬之形如・人・字形』となり五辺の各々の寸法が規定されて、形が定められています。編磬は十二個(律)を一列につるしたもの、十二律と四清律を加え、上下二段に配したものに発展し
雅楽に使われたと思われる特磬は、第一律の黄鐘・大型板、一個だけをつるしたもので、論語『子撃磬於衛』は、孔子が特磬を鳴らした風景からとったものかもしれません。

 こうして古代中国で発展した石の楽器は、"周代楽器之最珍貴者"として周礼、礼記などに見ることができ、礼記・楽器篇・第十九には、『石声は磬なり、磬以て辨を立て、辨以って死を致す。君子磬声をき聴けば、則ち封彊に死せる臣を思う。』とあります。

 このように、石の響きが人の心にあたえる特性が示されるなど、磬によせた古代の人達の思いがしのばれます。殷代から奏楽の器として重用された磬も、やがて青銅楽器の発展と共に衰えはじめ、唐代に至って姿を消すことになります。木柄に掲げた鐃から、磬のようにつり下げた鐘が西周中期(BC900年~800年)に出現し『鳧鐘』(鉦に三十六個の突起物をもつ鳧氏のつくった鐘)周礼にある『鳧氏鐘を為る』の時代をむかえて、石の楽器は殷代から唐代に及ぶ二千二百年余りの歴史をとじることになりました。おそらく、美しい音色をもつ原石が採れなくなったのか、鳧鐘の華麗さに負けたのか、唐代・天宝年代に至って、磬の歴史が終わっています。

SANUKITEより引用させていただきました
http://www.sanukite.com/sanukite/about-sanukite/

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