会議の多い5月と6月

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日蓮宗では、仏教徒としてのご聖日、日蓮宗門としてのご聖日が比較的多くない5月、6月に会議、研修、勉強会が集中します。

日蓮宗には「宗務院」という中央行政機関が東京は池上にあり、そこに出張することも多くなります。

また、高知県は「中四国教区」というブロックに存在していますので、中四国の様々なところにも出向きます。

高知県は全20ヶ寺、教師数14名という日蓮宗としては、小さなくくりの中で活動しています。

高知県だけで活動していてはどうしても、その視野が狭くなったり、活動がマンネリになってしまったり・・・

中四国は「地方都市」という意味では多くの街で抱えている問題が似通っています。

自分たちが、まだできていない活動を学んだり、すでにやっている活動に新たな風を送り込んだりする貴重なチャンスです。

東京に行けば、日本中で問題になっている、宗教、仏教、日蓮宗を巻き込んだテーマで勉強したり、討論します。

今回の写真は「衣を脱いだら君は何ものだ?」というテーマで青年僧に向けた勉強会での一コマです。

世間ずれしていると思われがちなお坊さんですが、ある意味それはそれで良いのだと思います。

ただし、視点や視野は常意広く、新しくなければならない。

新しいこと、現代のことを知った上での「世間離れ」ならそれはお坊さんにとって、ある意味では大事なことかもしれません。

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