田舎者

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今朝6時の成羽橋です。

写真の外にある温度計は23度を示し、少し涼しくなり週一のジョギングも気持ち良くなってきました。

ところで、成羽は山間にある田舎町ですが、田舎だからと言って皆が田舎者とは限りません。逆に、都会に住んでいるからと言っても皆が都会人ではなく、都会に住んでいても田舎者は田舎者です。

京都に10年以上住んでいて感じていた事なのですが、京都のような世界的な観光都市にいても田舎者は沢山居るのだと思っていました。

田舎者とそうで無い人の違いは、例えば写真の時計のような事だと思います。

この時計は半年ぐらい朝か夕かのこの時を指したままです。

都会的というのは、そういう細かな所に気づいて直ぐに改善されていく事だと思います。
人が多く揉まれていく事で、感受性や人間性が磨かれ細かいことにも気づき都会人になっていくのだと思いますが、都会に暮らしているからと言ってもそうでない人も沢山いるのだと感じていました。イチロー選手では無いですが、細かい事の積み重ね、たゆまない日々の積み重ね、その努力が大きな成果を上げて行くのでしょう。なかなか出来ませんが(汗

そんな事を言わない気にならない?!田舎の大らかさも仏教的で大事ですね。
どちらも大事にしたいことです。

ちなみに、仏教では名だたる宗祖は山あいで悟られ開宗されます。
良き総本山もだいたい山奥にあります。
街中では誘惑の多いせいか、流行りに飛びつき時代に流され五欲に著(ぢゃく)してしまう姿をよく見かけます。

そんな僧侶にならぬよう、成羽の山あいにて少しでも悟りに近づけるよう日々精進です。

*この時計は直された方が良いと思いますが^^;あと立派な看板の塗装も!
 

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