「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」そして…

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
この言葉のとおり、本や歴史から学ぶことはとても大切です。

竹は成長が早く、日光や養分を独占し、周囲の植物が育たなくなります。
その結果、山は痩せ、竹林だけが広がっていきます。
こうしたことは、本を読めば知識として学ぶことができます。

しかし、山のお寺に来て、実際に山に入り、竹を切り続ける中で、本で学んだ知識が、少しずつ実感に変わっていきました。

手入れを始めた当初は、目に見える変化はほとんどありませんでした。
それでも続けるうちに、去年あたりから、山に木が芽吹き始めました。

知識は、道を示してくれます。
けれど、その道を歩くかどうかは、人次第です。

時間はかかりますが、人の手が入った山は、静かに、しかし確かに応えてくれます。

これからも、本に学び、人に学び、そして山に学びながら、多くの方と共に手入れを続けていきたいと思います。

一覧へ