障害児は不要？障がい児は不幸？障碍者はいらない？
当山では、障がいを持たれている方。持ってしまった方に週に一度だけ手伝いに来ていただいて謝礼をお渡ししています。
寺院は護持会会費や布施で成り立っています。
Aさんから、護持会会費を使って、なぜそんなことするの？意味あるの？無駄でしょ…寺が良くなるように使ってほしいわ…って言われました。
確かにそういう考えもあるなと率直に思いました。
また、他方、私が親の立場だったらどう思うか？どう行動するか？
障がいをもった子をもつ親が一番大変…という事。
障がいをもったら不幸なのか？…障がいをもった人は不要なのか？…お金の無駄なのか？
五体満足で健康に生きたとしても、生きていく中で、怪我をして、身体や精神に障害を持つこともある…かもしれない。
新幹線のバリアフリー化。エレベーターの設置など、確かにお金は必要。
しかし、今、目の前にいる障害をもった人は、未来の自分かもしれない…歳をとって杖をつくようになっても、車いすに乗ることになってもどこかに行ける…と思うと優しく接したいし、そんな風に思ってくれる人が増えると世界が優しくなる…そんな話をAさんとしました。
翌日、Aさんが「会費を増額するわー(^^)/」って言ってくれました。
また、世界が少し優しくなった！