参拝の方が、大切にしていた五月人形と兜の供養をしました。
普段はあまりテレビや映画を見ないのですが、供養をした日に綾瀬はるかさんや小出恵介さん主演の「僕の彼女はサイボーグ」という映画を見ました。
あまり、映画を見ないせいなのか…自然と涙が流れてきました。
最初、感情をもたないサイボーグ(綾瀬はるか)が、彼氏(小出恵介)と共に時間を過ごすなかで感情をもっていく…という映画でした。
この映画の主人公と、お人形を供養に持ってくる方と心は共通です。
最初、感情や心をもたない「五月人形」や「兜」も時間を共有していくなかで「心」をもつようになった。
これから、人工知能やAIが進化して、この映画のような時代がきます。
私たち「ヒト」は草木や国土を感情をもたない「モノ」と考えてしまいがちです。
しかし、草木や国土も仏性をもっています。
「モノ」や「ヒト」もその場限りの使い捨てではなく、大切に使い、この世にあるすべてが、心あるものとして接していきたいです。
そして、あらためて祈りの気持ちを強くもちました。
供養をおえて、「五月人形」や「兜」が嬉しく、光り輝いているように感じて仕方がありませんでした。