「天空の鳥居」をなぜ敷設したのですか?とよく聞かれます。
令和2年4月 世界にウイルスが蔓延し、玉野市内の飲食店や商店街の方から海外からの観光客や日本の旅行者、地域の方が来なくなって「困った」や「さみしい」という話をよく聞きました。
僧侶である私ができることは、何かと考えたとき、3つのことがすぐに思い浮かびました。
「お経をよむ」「人の話を聞く」「困っている人に寄りそう」の3つです。
私は大学生のとき、商学部に在籍しており、仏教とは対極のことを勉強しました。
商学部とは、「もう一つ何ができるのか?」や「プラスワン」、「現状をよく変えるために何かできること」を考えることです。
また、商学部で学んで心に残っていることは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の言葉です。
「売り手だけがよくなるのではなく、買い手もよくなることや、世間もよくなることが大切ですよ」と理解しています。
お寺で例えると、「お寺よし、参拝者よし、玉野市民よし」になるのかなと思います。
注意事項
①鳥居までの道中は大変滑りやすいため、足元に、ご注意ください。
②道中の判断や行動により、いかなる結果・損害が発生した場合においても当山はその責任を負いません。
③自己責任でご参拝ください。