新緑の候、日本各地で新茶の便りが聞かれる頃となりました。妙傳寺では本堂にて盛運祈願祭を執り行いました。
本日は最高気温が27℃の暑さのにもかかわらず、沢山の檀家様が自身の祈願、家族の家内安全を御祈願致しました。
また5月12日に日蓮聖人の四大法難の一つ、伊豆法難があります。
日蓮聖人は文応元年(1260年)に天変地異などによる世の乱れを嘆き『立正安国論』を執筆するが、それが幕府の反感を買い翌年の弘長元年(1261年)5月12日に幕府によって捕らえられ、伊豆(現在の静岡県伊東市)へと流罪になりました。
法華経には、これを弘める者が難に遭うと説かれています。文字通りこれを体現した聖人は、法華経の信仰・弘通に自身を深めることになります。
私達もお題目「南無妙法蓮華経」を信じ・唱え・受け・持ち続けましょう。