令和3年12月13日 像師会

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 師走の候、令和3年最後の行事になります像師会を妙傳寺本堂にて執り行いました。
 日像上人は、日蓮聖人の悲願でもある帝都弘教の意思を引継ぎ、日朗上人の元で十余年間修行に励みました。約束である京都への布教は、尋常容易ではないと知り、法華経の一部を小さな文字で謹写し、由比ヶ浜にて百日の間御経、お題目を唱えました。さらに身延山の祖廟にて7日間こもって祈願を行い、日蓮聖人の流罪の地である佐渡島に渡り仏法流布の精神を示し、身を賭して法を広めることを誓いました。
 妙傳寺はその日像上人の流れをくむ寺院であり、亡くなられてから680遠忌報恩感謝の法要である像師会を檀家の皆様と厳粛に行いました。皆様よいお年をお迎えください。

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