蝉しぐれの降り注ぐ夏の盛りの中、妙傳寺本堂にて盛運祈願祭を執り行いました。今年も各地で35度を超える酷暑となり、参拝者の皆様には清涼飲料水をお渡し致しました。
また8月のお盆、盂蘭盆会の御経回りが始まりました。
日蓮聖人のお手紙【盂蘭盆御書】には仏様の十大弟子である目連尊者が母を救済する逸話があり、自分自身の肉体と精神がともに仏に成ったならば、父母も同時に仏になる。
法華経を信じることによって、父母・祖父母ないし7代の末までも成仏する。とお手紙を結ばれています。
お盆の期間は、先祖供養と共に自分自身が周りに尊敬や感謝される行いを積み、心を重視するお釈迦様の教えを守っていく期間でもあります。